ネット電報を選択する
SNSや、メール、電話が普及しているので、
電報を送る機会など、そうそうはないように思うのですが、
結婚式や、お葬式にどうしても出られないときは、電報を送るのが習慣になっていて、
今でも数年に一度は、電報を送る機会にぶつかることがあります。
昔は、電話で、115をダイヤルすると、電報を送ることができたのですが、
今は、ネットで電報を送るのが、一般的になりつつあるようです。
確かに、電話だと、送る文言の確認が非常に困難で、
ネットの存在しない、数十年前であれば、電報でおくれるのはカタカナのみで、
その一文字づつを、電話で確認していました。
あさひの「ア」
いろはの「イ」
といった具合に。
今だと感じとひらがなで送れるのですが、
その場合、確認はどのようにしているのか、ちょっと想像がつきません。
(電話で送ってみればいいのですが、NTTの固定電話が家にないのです)
ネットだと、見える文言そのままが文面になって送ることができますし、
ネット電報のWEBサイトには、文例集があって、様々なシチュエーションから選択すると、
文例がいくつも表示され、それをそのまま使って送ることができます。
電報の中身も既成品から選べる時代となっているようです。
電報といえば、NTTだと思っていたのですが、
今は、多くの電報会社があって、その中からひとつ選ぶのも大変なのですが、
電報の比較ができるサイトもあって、
各電報会社の特徴も書いてあって、便利でした。
いくつかあるのですが、例えばこんな感じのサイト。
比較のポイントは、価格と、台紙のデザインと、急いでいるときの配送のスピードくらいでしょうか。
また、最近の電報は、台紙だけではなくて、ぬいぐるみや、お花などをセットで送ることができるようで、電報もかなり進化していると思いました。
ちなみに、電報サービスが、独自進化を遂げて、生き残っているのは日本くらいなようで、
海外では、もうほとんど使われていないようです。
結婚式やお葬式、記念日に電報を送るという日本の習慣が、プラスの効果をもたらしているようです。