RTLの開発
昨日の文章はむごかった。中学生の作文レベル。内容のレベルも低いし、言い回しが子供っぽい。文章を書くにも、何か法則というか鉄則というかノウハウというかコツというか、そういうものがあると思われるが、それがどんなものかわかっていない。ロジック回路の設計であれば、開発プロセスの鉄則のようなものを持っていて、それに従って開発すれば、品質の高い回路が作成できるのだが、文章作成にもそういうものがあるのだろうか。あるなら知りたい、身につけたい。
ちなみにロジック回路開発の手順は、以下のとおり。
・要求仕様を明確化する(大まかに機能を理解する段階でよい)
・機能仕様をある程度明確にする
・I/Fの仕様を作成、仕様書にする
・I/F仕様のタイムチャートを作成する。
・回路仕様書を作成する(特に複雑なところだけでよいと私は考えている)
・回路を作成する
・検証の仕様書を作成する
・検証する
・できあがり
このフローでやれば、かなり品質の高い開発ができると自負している。
人によっては、RTLが仕様書だ。とか言って、いきなりRTLを書いてしまう人もいるようだが、仕様書を作成することで自分の考えを整理することができるし、作成していくうちに忘れてしまう回路の中身を、思い出すのにも役に立つ。スーパーマンであれば仕様書はいらないが、そうでないなら、そして複数のメンバーで開発をするのなら、仕様書は必ず作るべきと思う。仕様書作成に時間がかかって開発が遅れると感じられるかもしれないが、開発初期段階で設計をじっくり練ることができて手戻りも少なくなり、開発後期でのバグを減らすことにもつながるので、結果として高品質な回路が短期間で開発できると言える。