sasami's diary

日々考えついたことや、メモをしたいことを不定期に書きます。

やらない後悔とやった後悔

 一般には、「やった後悔よりもやらなかった後悔の方が大きい」と言われているようです。ネットで調べましたが、ほとんどこの意見です。やるかやらないかで迷ったら、やった方がよい。ということです。しかし、私は全く反対の意見を持っています。「やった後悔の方が大きい」と思っています。やらない方を選択した場合、その先にあるものは、たいだい予想がつきます。やらないということは、変化しないということですので、先が読みやすいのです。一方で、やるという決断は難しい。やると決めることは、未知のことに踏み込んでいくことであり、やることによるリターンがどのくらいあるのか、期待値はプラスかマイナスかはわからないのです。そして、やった場合の失敗は、やった場合とやらなかった場合の比較ができるのですが、やらない場合は、やった時の期待値が不明でわからないので、比較のしようがないと思います。そもそもそれがやりたかったということもたぶん忘れてしまうのだと思います。だからやった時にうまくいけばいいですが、うまくいかなかったときは後悔があり、かつこの後悔はよく目立つので、現状維持のやらない方を選ぶことが増えるのだと思います。