sasami's diary

日々考えついたことや、メモをしたいことを不定期に書きます。

とことん嫌われてみる

人に嫌われるのって、結構つらいことだと思います。いや、相当つらいことだと思う。ただ、すごくつらいことだと意識している人は、それほど多くないのではないだろうか。本能的につらいと感じるのは、ほぼすべての人がそうだとは思うけれど、理屈で、知識として、「相当つらいことである」と認識することは、あまりないのではないだろうか。少なくとも自分がそうだった。みんなから仲間はずれにされたり、馬鹿にされたりして、悲しかった記憶は少なからずあるが、「人に嫌われるのはつらいこと」と知識として認識したのは、大人になって随分経ってからだ。あるマンガの話だが、そのマンガの主人公は、まあ、人に嫌われても仕方がないことをあえてわかってやってしまい、皆にバレてから謝ったんだけど、みんなに嫌われ続ける。っつーのがあって、主人公が「嫌われるのはわかっているが、さすがにきつい」と、つらそうにしているのを見て、初めて知識として認識した。

まあ、そんなわけで、人に嫌われるのは、認識以前にあまりに不快なのでみんな避けて通るのだが、知識として認識するのは重要と思う。今、なぜ自分がつらいのかよくわかるし、他の人にそういうことをするのは良くないことだと理解できるので。で、認識すると次の手が打てるわけで、それは、とことん嫌われてみる。という方法。いや、わざと嫌われるようなことをするわけではなくて、まあ必要なコミュニケーションをなるべく取るようにするというもの。例えば、上司に嫌われていると感じたら、上司承認を多く取りに行くとか、質問をし続けるとか、一般的に上司がしなければいけないことを、より多くやってもらえるように行動する。外から見たら、それを拒否すると上司の人間性が疑われるので、上司は断りようがない。これやってみると、次はどういうことをしてやろうか。と、考え方が前向きになるので結構いい。多分傍から見ると積極的に動いて見えるのではなかろうか。嫌われてると感じたら、相手を避けてしまうのが一般的だけど、避けてしまうと状況が更に悪くなるので、逆のほうがいい。よく顔を合わせる人ならば、もっと嫌われてやろうと、コミュニケーションを多くとった方がいいと思われる。