sasami's diary

日々考えついたことや、メモをしたいことを不定期に書きます。

会社に管理されるということと、会社との関係

もうすぐ5月の連休だが、連休中の行動を会社に報告する必要があるのだろうか。会社によっては、緊急連絡先と連休中の居場所をある程度正確に書く必要があったりするようで、私の会社も以前はけっこう詳しく報告していた。最近はさすがにあまり詳しい報告は求められなくなってきたが、それでも海外旅行をする場合などは、報告したほうがよい。ということになっている。

会社からすると、連休明けに会社に来なかった場合、事故を疑ったりして色々と大変なので、社員のある程度のスケジュールは知っておきたいとのことだ。

しかし、突然来なくなった社員のことを、心配する必要はあるんだろうか。社会、コミュニティということで考えたら、確かに突然来なくなったら心配するだろうし、探したり捜索したりということも考えるべきだと思うけど、会社は仕事する場であるし、そこに個人の都合を入れるべきか。そもそもそんなに個人を心配するのであれば、高ストレスの仕事を休みなくさせて平気でいたり、会社の業績が悪化したから社員の首を切ったり、業績の悪い社員に圧力かけたりしないんじゃなかろうか。会社が営利を求める団体であるのならば、仕事や成果に対する要求や圧力も理解できるのだが、一方そういう指向であるのなら、来ない社員を心配したり、休みの日のスケジュールを報告させたりするのはおかしい気がする。社長も含め社員が誰か突然来なくなるリスクをある程度想定しておいて、そのバックアッププランを考えるべきではないだろうか。本当に事故におきてしまう場合だってあるんだから。

まあ、何が言いたいかというと、リストラとか、成果評価をするんなら、社員とはお金のつながりだけの関係と考えて、もっとドライにした方が辻褄があってるんじゃないかって言うこと。そうすれば、社員だって、自らの仕事と、会社の払う賃金や待遇とがバランスしていなかったらもっと簡単にやめたらいいし、家族とか友人とか趣味とか、自分にとって何が大事か考えることができ、それを大事にすることができるんじゃないだろうか。