sasami's diary

日々考えついたことや、メモをしたいことを不定期に書きます。

得意だから好きになるのか、好きだから得意になるのか

自分の得意なことは、やっていて気持ちがいいものである。他の人よりもよくできるし、その結果褒めてもらえたり、優越感に浸れたりするから。だから、得意なことをさらによくやって、ますますできるようになり、結果がさらに大きくなる。いわば正のスパイラルと言えるだろう。ただ、得意であってもあまり好きではないということもありえて、その場合は、あまり満足感は無いが成果は上げることができる。

一方で、ある好きな事があり、すきだからどんどんやることによって経験値がたまり、得意になる。というケースもあるかもしれない。その結果、成果がついてくるというパターン。

このように、好きで得意なものというのは、その形成段階で二通りのパターンがありそうだ。どっちが先かはわからないけれど、自分が子供の時の経験や、自分の子供を見ていると、たとえ好きであっても、うまくできないことはなかなか継続できない傾向にあるように思う。うまくできない=やっていることで快感が得られない=ストレスが溜まる。ということであるので、ストレスの元を、好きになるのは難しいのではないか。やはりやっていて快感が得られないことには、それ自体を行おうという気が起きないきがする。

ただ、人によっては、得意でないのにやるのが好きだ。という人がいるかもしれないが、それは傍から見ていてうまくできていない。と感じるだけで、本人はうまく出来るかどうかに関わらず、それをやっているのが楽しくてしようがない。という状況なんだろうと思う。何事においても、他人と比較してうまくできた/できないを評価してしまうと、なかなかやって楽しいことは見つけられないのではないか。一般の人において、他の人より極めてうまくできるというものが、必ずしも存在するわけではないので。